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気分的には正月のはずのこの時期。雪があまりにも少なく今年に入ってまだ除雪をしておらず全くそんな気分でもないのですが、2025年になったことだし、今年も頑張っていこうと思う今日この頃。年を追うごとに寒さが身に染みることを実感しております。
福祉タクシーの選び方
さて、表題の「福祉タクシーの選び方」。何度かお話ししていますが、一口に「福祉タクシー」と言っても、大きな意味ではいくつかの種類があります。可能な限り用途に合った福祉タクシーを選ぶことが経済的にも、利用者(福祉タクシーを必要としている方)にとっても最善と言えるのではないでしょうか?
福祉タクシーの種類
前述の通り、福祉タクシーには何種類かあります。お客様にお話を伺うと知らない方が多くお問合せの際に詳しく説明するケースも少なくありません。これからは簡単に(できる限り)わかりやすく解説していきます。
福祉タクシー
その名の通り福祉タクシーです。福祉タクシーCANはここに該当します。車での移動が必要なものの移動が困難な方が対象です。料金は一般的なタクシー料金と同等。事業所ごとに受けられるサービスが異なります。また、ここに該当する場合でも「車イスは乗車可、ストレッチャーは不可」「車イスもストレッチャーも不可」「車イスもストレッチャーも可」など車両によって対応できるケースが異なるので、ご予約の際しっかり確認が必要です。自由度が高く目的地の変更も容易です。
介護タクシー
ケアマネージャーが作成するケアプランに利用を盛り込み、その料金の一部を介護保険で賄うことができるタクシーです。受けられるサービスはケアプランに記載通りとなるので、イレギュラーな対応は不可。その多くはどんな状況でも対応できる(例えばストレッチャーで酸素吸入が必要など)車両で、もともと救急車だった車両を改装したものが多いです。事業所によっては普段は福祉タクシーとしても運用しているケースが多く、利用の仕方によって異なりますが、その場合の料金は福祉タクシーよりはかなり割高。自由度はほぼない。
福祉有償運送
出発地点、到着地点を最初に指定し、その区間でしか利用できないタクシー。料金も最初に指定した地点間の距離を元に算出した固定料金。設定される料金は一般的なタクシーよりも安く、定期的に決まった目的地に通う必要がある場合(通学や透析などの通院)などは利用しやすい。セダンなどの普通車での運用が多く、車イスやストレッチャーなどでの利用は難しい。出発地点から到着地点までの移動だけを目的としているためそれ以外のサービスは受けられない。そうした意味では自由度は無い。
まとめ
大きく分けてこの3種類が福祉タクシーの範疇に入ると思います。重要なのはどんなサービスを受けたいのかをご自分で把握することです。漠然とした状態で頼んでしまって、目が飛び出るほどの料金を請求されたとか、頼んでみたけど乗れなかったなど、後から後悔するより、お問い合わせくだされば、適切な福祉タクシーをアドバイスすることだってできます。まずはぜひご相談ください。
![](http://fukushitaxi-can.com/wp-content/uploads/2025/01/IMG_0296-scaled.jpg)
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