いつもご利用ありがとうございます！

朝晩はめっきり寒くなってきました。でも日中は山形でも20℃を超える気温になったりあまり秋らしくありません。先日家族と紅葉狩りに行ってきましたが、樹氷で有名な蔵王はまだ、紅というより緑と黄色が多く『深まった秋』感がありませんでした。

さて最近の業務ですが、車イスでのご利用が非常に多いです。もちろん「車イスを乗せられる車両」を使っていますので当然と言えば当然ですが、一方で「車イスでないと利用できないんじゃないか？」と仰る方も一定数いらっしゃいます。じゃ誰が利用できるの？となります。

そもそも「福祉タクシー」と「介護タクシー」の違いは、介護保険を使えるか否か。もっと言えば介護タクシーは要介護認定が必要でかつ、ケアマネが作成するケアプランに介護タクシーを利用することを盛り込まなくてはなりません。一方で福祉タクシーは身体障害者手帳やAの２以上の療育手帳を持つ方を対象としていますが、どこまでを対象とするかは事業所に一任されています。通常のタクシーのように街中を走行中の福祉タクシーを手を挙げて停車を求めて乗車することはできませんが、予約をすれば車イスではなくても利用することができるのです。また、介護タクシーは基本的に家族の同乗ができません。これは、介護タクシーが介護保険サービスの一環として提供されるため、周囲に介助者がいない状況で、移動の必要があるが自力での移動が困難な場合に限定されているからです。福祉タクシーは家族の同乗はwelcomeです。割引については、身体障害者手帳及び療育手帳をお持ちの方は１割引適用となりますし、運転免許を返納された方に発行される運転経歴証明書があればこちらも１割引となります。

大きな声では言えませんが「車での移動が必要なものの移動手段がない方」全てが、予約さえすれば福祉タクシーサービス提供対象者と言えてしまうんです。

もちろんギョーカイ的なシガラミもありますので、誰彼構わずというわけにはいきませんが、ご相談くだされば大概のことに対応できるかと思っています。