福祉タクシーCANです!
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山形では本日初霜初氷が観測されました。我慢に我慢を重ねて暖房することを拒否していましたが、流石に「無理!」との家族の声もあり昨晩と今朝は暖房エアコンをかけてしまいました。石油ファンヒーターは一旦バラして中も含めてメンテナンスしてからの稼働になりますが、この様子では早々に出すことになりそうです。


 

さて私が主に営業をする地域、山形県寒河江市・西村山郡にはいくつかの総合病院があります。最も近い病院は県立河北病院ですが、1981年の開業で設備は古く、医師が不足して一部の診療科では常勤医師がいない。また、夜間の救急の際も常用によっては対応できない場合もあるという状況です。また、車で20分の場所に寒河江市立病院があり、ただでさえ足りていない医師をはじめとする医療従事者のリソースを取り合う事態に陥っていました。こうした事態を踏まえ、今年3月に県立河北病院と寒河江市立病院を統合し再編する合意が山形県と寒河江市で取り交わされました。以前から県立河北病院の赤字問題や医師不足が問題となり統合の話し合いを進めていましたが、おらが街の病院がなくなることになる河北町がついに折れた形となっていました。

統合再編が決定した新病院のことについて何か新しい情報があるのではないかと思って参加しましたが、蓋を開けてみれば、場所はおろか病床数などの規模や診療科目など何一つ決まっておらず、今回は新病院を設立する意義、新病院に期待することなどを関係者がパネルディスカッションするという内容でした。参加して思ったことは、とにかく医師が不足しているの一言に尽きます。2つの病院が統合することで両病院に所属する医師が1カ所に集まることは喜ばしいことではあるものの、2つの病院を合わせても全ての診療科目をカバーできないことと、現在所属の医師・職員が順次定年を迎え新病院開業時には半数も残らないことなど、私が考えていた以上に医師不足が加速しているようでした。いかんせん何も決まっていない現状では何を言っても無意味ですので、今後もこうした機会を捉え情報を集めてお客様へお伝えできればと考えています。

山形県立河北病院遠景

 

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