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タクシー料金の話　その３です。

前回は時間距離併用運賃についてお話ししましたが、今回は時間制運賃について。

時間制運賃とは通称「貸切運賃」のことです。福祉タクシーCANでは「拘束30分ごとに3,610円」という運賃設定をしています。長距離を移動する時や行き先が複数ある場合など理由は様々ですが、絶対条件として「予約の際に申し出」が必要である、ということ。また注意点としては起点は出発地点ではなく営業所である、という点。

「予約の際に申し出が必要」とは、その字の通り貸切でご利用されたいときはご予約の際に申し出ていないと適用されない、ということ。ご予約を承りお迎えに行って、乗車した時に「今日は貸切で…」と言われても適用外なんです。

例えば…

100㎞先の目的地で要件を済まし、出発地点に戻ってくるご依頼を受けたとします。出発地点は営業所から約15分かかります。目的地での要件は15分ほど、走行時間は往復で2時間半、信号、渋滞などはほぼありません（田舎道なので…）。この条件で比較すると、前回お話しした通り目的地で要件に係る時間は15分なので、到着時点で一旦精算するとして、時間距離併用運賃でご利用となると往復でざっと34,000円の運賃が必要ですが、「時間制運賃」の適用をお申し出いただくと、所要時間はトータルで3時間となるので運賃は21,660円となり、12,000円以上の差が出てきます。ざっくり言うと福祉タクシーCANの距離時間併用運賃の設定だと30kmの走行距離で10,600円になりますが、30kmは信号を考えても1時間かからない程度で走れますから、出発地点が営業所の近くなら時間制運賃、つまり「貸切運賃」を適用した方がお得と言えます。

福祉タクシーCANではお客様の用途に合わせたご提案も可能です。こうしたケースでのご利用の場合は営業所と出発地点の所要時間と目的地までの距離を考慮して「貸切の方がお得ですよ」とお問い合わせをいただいた時点でお勧めするようにしています。このショーバイをしておいて言うのもなんですが、「タクシー料金の話」の1回目の冒頭で言った通りタクシー料金は高いのです。だからこそご利用いただくお客様には、料金を気にせず快適にご乗車いただきたいと思っています。

お客様のご都合に合わせた運用や提案も可能です。普段なかなか自由に外出できないからこそ、外出した時には色々やりたい事もあるでしょうから、そんな時は是非、

山形県寒河江市・西村山郡を中心に、移動が困難な方のお手伝いをしている福祉タクシーCANに

ご相談ください。

車いすに乗っていても、そうでなくても、移動で困ったらまずはご相談ください‼️

お客様の様々なご要望に誠心誠意お応えします‼️